10月の星空情報です

みなさんこんばんは。10月の星空情報をお届けします。9月になり、少しは星空が見える晴天に恵まれた方が多いのではないでしょうか。10月は中秋の名月からはじまり、ヒアデス星団の星食、オリオン座流星群も好条件と盛りだくさんです。晴天祈願!! 
さてまずは、星空情報の前に、弊社の10月の営業日のお知らせです。
弊社ウェブサイトの
http://scopetown.jp/
右下営業日カレンダーを御覧ください。
各日営業時間: 13~18時となっております。
電話の受付時間も上記に準じております。ご注意ください。
成瀬のお店が開いているのは、木曜日と土曜日の13時から18時となっておりますので
ご注意ください。

※ここからリンクを張っている星図の大部分は、アストロアーツの星空シミュレーションソフト ステラナビゲータ10やプラネタリウムソフトのスーパースターfor SCOPETECHを使用して画像を生成しています。画像はマス目になっていますが、マス目一つの角度は10度になります。

星を見つける事が慣れていない方は下記もごらんくださいね。

・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html

ステラナビゲーター10に関して詳しくは、下記リンク先をご覧ください。とても面白い天文シミュレーションソフトで、過去や未来の星空の様子を見たり、地球上のどこにも観測地を設定できるので、海外旅行に出かけた際もとても重宝します。

http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav10/index-j.shtml

〈目次〉
★はじめに
★10月の天文現象カレンダー
★10月の星空情報
★新製品紹介
★秋の星座案内(メールマガジン秋共通記事)
★今月おすすめ
★望遠鏡基本的な使い方の確認
★おわりに


はじめに
10月は、6日が満月です。12日が下弦の半月(夜半過ぎに見える半月)、20日が新月 28日が上弦の半月(夜半前に見える半月)になります。今年は10月4日が中秋の名月になります。

土星は10月初旬であれば、引き続きなんとか観測できますが、今季の観測シーズンはほぼ終わりです。日が沈んで少し暗くなった時間帯に、はやめに観測しないと西の地平線に沈んでしまいます。地平線からの高度が低すぎるので、大気の揺らぎの影響を受けてリングや本体の模様はよく見えないかもしれません。

10月9日は、月がおうし座のヒアデス星団の中を通り抜けます。その際、ヒアデス星団の星々を月が隠す星食(せいしょく)が多数起こります。双眼鏡や低倍率にした天体望遠鏡で観察してみましょう。

10月21日(土)はオリオン座流星群が極大となります。今年は20日が新月なので絶好の条件になります。

10月の天文現象カレンダー

10月4日(水)中秋の名月
10月6日(金)満月
10月9日(月)体育の日 月がおうし座のヒアデス星団を通過し、星食が多数起こる。
10月10日(火)午前3時30分 月がおうし座の一等星アルデバランの北約0.5度まで近づいて見える。北海道と東北では、月の背後にアルデバランに隠される星食となります。

10月12日(木)下弦の月 明け方の半月です。クレーターがとても良く見えます!上弦の半月とは光の当たり方が逆なので、上弦の月とは、見える地形がことなります。上弦の半月と比べると、クレーターが少なくつるっとした感じでみえます。望遠鏡で覗いて見ましょう。真夜中に東の地平線から昇ってきます。

10月20日(金)から10月22日(日)山梨市牧丘町で行われる乙女高原星空観望会です。どなたでも参加できます。

10月20日(金)新月です。前後数日は、月明かりの影響を受けずに特に美しい星空を観察できます。また天王星が「衝」(地球から見て太陽と正反対の位置関係になり、午前0時ごろに南中。地球との距離も最接近し観測の好機 明るさは5.7等)
10月21日(土)オリオン座流星群が極大(条件最良)

10月28日(土)田奈星空観望会。上弦の月 夕方に見える半月です。月の観察の好機です。クレーターがとても良く見えます!

※※※※※『ご注意!!』※※※※※※※
リンク先の星図や図版や写真はクリックすると別窓で開き、もう一度クリックすると拡大できます。

10月の星空情報

●10月4日(水)中秋の名月
 自分のこどもの頃は、お月見団子を作り、その脇にすすきや秋の草花を添えてお月見をした覚えがありますが、最近は、そうした風習も少し縁遠くなってしまっているのではないでしょうか。

 今年はお月見団子を作り、改めてお月見をしてみるのも良いかもしれません。レシピはインターネットに譲るとして、今回はこのお月見団子から、月という天体を考えてみましょう。実はお月見の団子の大きさというのは、だいたい大きさが決まっています。十五夜の15という数字にちなみ、一寸五分(約⒋5センチ)の大きさの団子を15個お供えをします。

 普段、夜空にぽっかり浮かぶ満月を見て、その大きさが実際どれほどのものであるか知っている方は少数だと思います。月の大きさは直径3,474kmあります。(地球の大きさは直径12,742km)

 地球から月までの距離は、楕円軌道であるために、約35万7000kmから40万6000km(注2)で変化します。といっても数字が大きすぎて感覚的にさっぱり分からないと思います。

月見団子を食べてしまう前に直径4.5センチの団子を実際の月に見立ててお話ししたいと思います。月の大きさをこの月見団子の大きさとすると、一体全体地球はどのくらいの大きさがあるのでしょうか?普通の方は考えた事もないかもしれませんね。

 地球は月の4倍弱の大きさで、答えは16.5センチ メロンや小さめのハンドボールの球程の大きさになります。中秋の名月は、この「メロン」から約5メートル離れた場所に月見団子があるイメージですね。

 ちなみに月と地球の重さを比べると、地球は月見団子約80個分の重さになります。地球は月の80個分の体積があるかというと、50個分の体積しかありません。地球は月と比べると密度が高いのでずっしりと重く、その大きさの差以上に重さがあるのです。地球は月の約50倍の体積ですから、月見団子80個をぎゅうっ~と圧縮してつぶして50個分の体積まで押しつぶした感じでしょうか。

そんな事を考えながら、お月見するのもたまには良いかもしれません(笑)

 さてさて、団子を食べながら煌々と輝く月を眺めていると、月の表面は一様に白く輝いているのではなく、なにやら模様が見えてきます。昔から世界各地で、この明暗模様を地上のいろいろな生き物などに見立ててきました。
『餅をつくうさぎ』(日本や中国)「カニ」(ヨーロッパ)「女性の横顔」(ヨーロッパ)「本を読むおばあさん」(ヨーロッパ)「吠えるライオン」「ろば」(南米)ワニ()ヒキガエル(中国)バケツを運ぶ少女(カナダ)薪をかつぐ男(ドイツ)二宮金次郎(日本)などとてもユニークなのもあります。

 また中秋の名月 (十五夜) に並ぶ名月として、古くから太陰太陽暦9月13日には十三夜のお月見が行われてきました。栗名月、豆名月などとも呼ばれます。日本では、栗名月や豆名月とも言われる十三夜は、今年は11月1日(水)です。十五夜か十三夜の両方観るのがとても縁起が良いとされています。十五夜の中秋の名月だけでなく十三夜もぜひお供えをして見ましょう。

望遠鏡で十五夜の月と十三夜の月を観察してみましょう。十三夜の方が十五夜の月に比べるとクレーターが良く見えることに気づくはずです。

十五夜と十三夜の月の出の時刻をお知らせしておきます。
(注)地方によってかなり月の出の時間がかなり違いますので、詳しくはインターネットや当日の新聞などをご参照ください。下の主要都市での月の出時刻を見ると分かりますが、東京を基準に見てみると南北方向(緯度)の位置の違いより東西方向(経度方向)の位置の違いに月の出る時間の違いが大きく出ます。

各地の月の出時刻
十五夜 10月4日 月出 東京16時42分 札幌16時41分 名古屋16時53分 福岡17時19分
十三夜 11月1日 月出 東京15時13分 札幌15時9分 名古屋15時24分 福岡15時50分

(注1)ここであれっと思われた方もいるかもしれません。「中秋の名月が満月でないの?」と。陰暦では月の満ち欠け周期の約半分にあたる15日が満月であると考えられていました。天文学的な満月と陰暦上での満月がずれているのです。そのため中秋の名月と天文学で意味する満月は暦上でずれることがあるのです。

(注2)ジェット旅客機のスピードで20日掛かる距離です。


今年の10月4日の中秋の名月 十五夜の月 完全な満月ではなく少し欠けているのが分かります。




今年の11月1日の十三夜の月 こちらはかなり欠けています。クレーターも良く見えるでしょう。






●10月9日(月)から10月10(火)
ヒアデス星団の星食(せいしょく)
 9日の深夜から日をまたぎ10日明け方にかけて、おうし座の大型の散開星団ヒアデスの前を、月が横切って行きます。それに伴い、ヒアデス星団のたくさんの星が月に隠され、月の背後からまた現れる「星食」が多数おこります。特に東北地方や北海道では、おうし座の一等星のアルデバランが月の背後に隠される圧巻な光景が目撃できます。見える地域にお住まいの方は、ぜひ見逃さないようにしてください。

月から離れているうちは、肉眼でも観察できますが、近づいてくると肉眼では見えにくくなります。双眼鏡や望遠鏡で観察してみましょう。

アルデバランが隠される時間は札幌で午前3時9分、出てくる時間が午前4時9分になります。

各地でのヒアデス星団食の様子

東京




札幌 北海道や東北では、おうし座のオレンジ色の一等星アルデバランが月に隠されます。隠される時間は
札幌で午前3時9分、出てくる時間が午前4時9分になります。



福岡


北海道や東北以外では、アルデバランは月に隠されませんが、ぎりぎりに近づいて見えます。
下の図版は、東京での接近の様子です。



食(しょく)には様々な種類があります。主だったものを紹介します。

日食 月が太陽を隠します。
月食 地球の影が月に落ちます。
星食 月が星を隠します。
恒星食 惑星や衛星、小惑星が恒星を隠します。
衛星同士の相互食 木星のようにたくさんの衛星を持つ場合、地球からみて衛星同士が起こす食があります。衛星同士が直接食を起こすものと、衛星の影が他の衛星におちる二種類の現象があります。

惑星が恒星を隠す食もあります。珍しいものとして、惑星が他の惑星を隠す惑星同士の食

太陽によっておこる食 太陽が明るすぎるため観測できない。
惑星によって起こる食
衛星によって起こる食




●10月21日(土)オリオン座流星群が極大(条件最良)

 オリオン座流星群は、毎年10月2日くらいから11月7日の間に見られる流星群です。流星の速度は秒速60km程度と比較的早いスピードで地球に突っ込んでくるので明るい流星が多いのも特徴です。流星の数は依然は少なかったのですが、2006年に突発的に活発な流星群になり、一時間に数十個の流星が流れる活発な流星群となりました。上記期間の中でも特に10月19日ごろから23日にかけて多くの流星が流れ、なかでも21日は極大日(ピーク)となり最も多くの流星が見られるでしょう。今年は、20日が新月で、ピークの頃には月明かりがなく、とても良い条件で観察ができるでしょう。

 そもそも流星とはなんなのか。流星の元となる物質は流星物質とよばれ太陽系内を漂うチリのうち、センチメートルサイズのちいさな小石や0.1mm程度の砂つぶのようなサイズのものを言います。小さいとは言っても、ちゃんと太陽のまわりを地球や他の惑星とおなじように公転しています。ですかられっきとした天体です。こうした小さな天体が地球の大気に、秒速数キロから秒速数十キロというスピードで突入し、地球の上空の大気の分子と衝突し、プラズマ化したガスが地上から100キロくらい上空で発光して起こる現象です。よく勘違いされるのですが、大気との摩擦熱で燃えて光っているわけではありません。

 流星群に関係なく、暗い夜空で流星は一時間に数個は流れます。流星群とは空のある一点を中心に放射状に広がるように出現する流星です。流星群に属する流星を群流星といい、属さないものを散在流星といいます。流星群は、毎年同じ時期に出現するものがほとんどです。代表的なものとしては、ふたご座流星群、ペルセウス座流星群などがあります。その名前は、放射点がある星座から名付けられます。ふたご座流星群は、ふたご座から放射状に、オリオン座流星群から放射状に流星が飛びます。

オリオン座流星群の放射点(輻射点)の場所は下の図版の緑のターゲット表示あたりです。ちょうどオリオンが振り上げた棍棒のあたりですね。




 流星群の流星の元となる流星物質は、さまざまな彗星がばらまいたチリが元になっています。
有名なペルセウス座流星群は、8月13日ごろに極大を迎え、母天体はスイフト・タットル彗星です。

ちなみにオリオン座流星群の母天体は、ハレー彗星です。

 それでは、オリオン座流星群を見るにはどうすれば良いのでしょうか。できるだけ、市街地の光の影響の受けない海や山の空の澄んだ街灯の少ない場所で見るのが理想ですが、市街地で見る方は、直接街灯の光が目に入らない場所で見ましょう。天の川の見えるような場所と市街地で比べると、市街地での流星の数は数分の一から十分の一くらいまで数が減ってしまいますが、明るい流星は市街地でも見ることができます。

 そして、できるだけ視界が開けた空が広く見える場所で見ましょう。理想的には、立ってみるのではなく、サマーベッドのようなものや、リクライニング出来るキャンプ用折りたたみ椅子を利用したり、安全が確保できる場所にシートを広げて寝転がって見ると良いでしょう。


 プラズマとは~四つある物質の状態の一つです。四つとは、固体、液体、気体、プラズマですが、気体の分が電離し陽イオンと電子に分かれて運動しています。
よく見られるプラズマ現象としては、雷やオーロラ、また火もプラズマの一種です。また蛍光灯もプラズマで発生した紫外線を、蛍光灯のガラス管の内側に塗られた蛍光物質で可視光に変えて灯りとして利用しています。我々の吸っている空気もエネルギーを加えるとプラズマ化し、光を放ちます。雷の稲光りがそうですね。流星の光はプラズマ発光現象なのですね。

 それと観察して欲しいのは、流星の色です。同じ群流星に属す流星は似通った色が多いです。それは、流星物質の起源が同じで成分が似通っているためです。それでも個々に個性があります。途中で色が変わったりするものもあります。さまざまな群流星や散在流星を観察していると、緑色や白色、黄色っぽいものなどとてもカラフルで、明るさもさまざま、スピードもゆったりしたものから、ハイスピードなもの。途中で爆発するものなど、一つとして同じ流星がないことに気づくとおもいます。


時間帯別オリオン座の位置です。オリオン座を見つける時の参考にしてください。











●秋の星座をみよう。(秋のメールマガジンの共通記事)

秋の星座は、1等星がみなみのうお座のフォーマルハウトだけと、すこし寂しい星空です。私たちの太陽系が属する星が2000億個も集まった星の大集団が視界を遮らない方向を見る事になるので、春の星空と同様、双眼鏡と望遠鏡を使うと、宇宙全体に散らばっている銀河がたくさん見えてきます。これらの銀河は、私たちの銀河系と区別して、銀河系の外に散らばる銀河ということで「系外銀河」と呼んでいます。

有名なすばる星団(410光年)のような散開星団や、星がどんどん生まれている場所である干潟星雲やオリオン星雲(1500光年)に代表される散光星雲、ボール状に星がぎゅっと固まった球状星団(数万光年)は、私たちの属する銀河系の内部や周辺に存在するもので、系外銀河(銀河系のまわりの小ぶりなお伴の銀河を除き、数百万光年から百数十億光年の距離に散らばっている)に比べるとずっと我々太陽系に近い場所にあります。

秋の星座は、まず「秋の大四角形」とも「ペガススの大四辺形」とも呼ばれる夜空に掛かる大きな四角形を見つけることから始めましょう。
この四角形をめじるしに各辺を延長すれば、淡くて見つけづらい秋の星座の場所の検討をつけるのに便利です。この四角形を形作る4つの星は、一つがアンドロメダ座に属し、残りの三つがペガスス座に属する星達です。

ペガスス座のα星とβ星の辺を南にずっと伸ばしていくと、みなみのうお座の1等星フォーマルハウトが見つかります。同じ辺を逆方向に伸ばしていくと、北極星にぶつかります。
アンドロメダ座αとペガスス座αの延長線上には、みずがめ座、さらに先にはやぎ座を見つけることができるでしょう。アンドロメダ座αとペガスス座γの延長線上にはくじら座の尾にあるくじら座βが見つかるでしょう。くじら座には、有名な変光星であるミラがあります。
そして、ペガスス座γとアンドロメダ座αの延長線上には、W字形の星の並びのカシオペア座のβ、さらにその先にはケフェウス座γを見つける事ができるでしょう。

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解説用ガイドマップです。





星座望遠鏡や、双眼鏡、そして望遠鏡を使っての秋の星座のみどころ

① 夏の大三角付近のちいさな星座三つ(肉眼や星座望遠鏡で)
や座、いるか座、こうま座は、とても小ぶりな星座です。やや暗い星で構成されているので、街灯の少ない海や山で見れば肉眼でも見えますが、市街地での観察は難しいです。ただ星座望遠鏡を使えば、街灯の少ない場所であれば、星座望遠鏡で観察できます。とても小ぶりな星座ですが、形が可愛らしく、特にいるか座は人気があります。
② アンドロメダ銀河 (双眼鏡や望遠鏡)
銀河系の外にある銀河系よりずっと大きな銀河です。1兆もの恒星の大集団です。210万光年も離れた場所にあります。星空が綺麗な場所であれば、肉眼でもぼんやりとした光の染みのように見えます。星座望遠鏡があれば容易に確認できるでしょう。
双眼鏡や低倍率の天体望遠鏡でで見ると楕円状の雲が見えます。少し大きめの望遠鏡で見ると、渦を巻いているような構造が見えてきます。

③ 二重星団 (星座望遠鏡、双眼鏡や望遠鏡)
星空が綺麗な場所であれば、肉眼でも天の川が濃くなったように見えます。やや口径の大きい天体望遠鏡で見るととても綺麗です。特に口径20センチを超えるような大きな望遠鏡でみると、さまざまな色の星が集まって出来ているのが分かります。

④ Mel.20星団 (星座望遠鏡、双眼鏡)
広がりが大きく天体望遠鏡では、美しく見えません。星座望遠鏡や双眼鏡で見ると美しい姿が分かります
。ペルセウス座で一番明るい星であるミルファク(二等星)を含みその周辺に大きく広がる美しい散開星団です。実はこの『ミルファク』ですが、最近まで私は『アルゲニブ』と呼んでいました。実は秋の四辺形を構成する星の一つのペガスス座γが『アルゲニブ』と同じ名前で、とても紛らわしいということで、2016年6月30に国際天文連合で、ペルセウス座αは、アルゲニブではなくミルファクと呼びましょう。ペガスス座γは今までと同様『アルゲニブ』という名前にしようと決まったのです。これからは混乱はないですね!
よかったよかった!!

⑤ ぎょしゃ座の散開星団三つ (星座望遠鏡 双眼鏡 望遠鏡)
M36 M37 M38の三つの星団です。本当に綺麗な星空であれば、その存在は肉眼でギリギリ見えます。望遠鏡で見るのが最高ですが、星座望遠鏡や双眼鏡で望遠鏡で見る前にしっかり位置を確認しておくと良いでしょう。この三つの星団の星の並びは、個性的で、望遠鏡で見ているととても楽しいものです。

⑥ ヒアデス星団(Mel.25) おうし座の一等星アルデバランを含む V字形の星の並びがヒアデス星団です。アルデバランは同じ方向に見えていますが、ヒアデス星団(150光年)の星よりずっと手前の65光年先にあり、この星団とは関係はないが、やや地味な星団に花を添えている。
この星団の特徴的な星の並びから、日本では古来から「釣鐘星」と呼ばれていた。双眼鏡で覗くと、ところどころにペアーになった星、重星が観察できます。

⑦プレアデス星団(M45)肉眼、星座望遠鏡、双眼鏡
おうし座の散開星団。和名は「すばる」、和名である「すばる」は、自動車や航空機を作るメーカーの会社名になっている(株式会社SUBARU)
肉眼でも5-7個ほどの星が集まっている様子が観察できる。暗い夜空で、星座望遠鏡で観察すると十数個の星がきらきらと輝いてみえる。6千万年から1億年前に同じ散光星雲の中から生まれた若い年齢の青い星の集まりで、太陽よりずっと大きな巨星が多いのも特徴です。
狭い範囲に小さな星が密集したその姿は、古来から人の目を引き、世界中さまざまな場所で人々の興味を引き、聖書、伝説、童話、民話、伝承などで記述されている。
プレアデスの名前はギリシア神話に由来している。中国の星宿の一つである。日本では「すばる」や六連星(むつらぼし)羽子板星などとよばれ、清少納言の枕草子にも記述がある。ニュージーランドのマオリはちいさな目「マタリキ」と呼んでいたそうです。

⑧二重星 アンドロメダ座γ星 天体望遠鏡
肉眼では一つの星にしか見えませんが、天体望遠鏡で観察すると、二重星(二つペアになった星)であることがわかります。イギリス人の海軍士官だったウィリアム・ヘンリー・スミスは、この二重星をオレンジ色とエメラルドグリーンと記録していて、実際天体望遠鏡で観察するとオレンジ色と青い星のペアーであることが分かります。私には青く見えますが、彼はエメラルドグリーンと評していて少し不思議なのですが、詳しい人に聞くと恐らく隣合う星の一つがオレンジ色なので、それの影響を受けやや青い星が緑がかって見えてエメラルドグリーンと表現したのではないかとの事でした。
実際それを意識してみると、倍率によってはエメラルドグリーンに見えることがありました。重星は、夜空のいろいろな場所にありますが、同じ色のペアのもの、明るさが違うもの、同じような明るさの二つの星が隣り合っているもの、三つ以上の星が寄り添っているものなどいろいろあります。また月や惑星と同じように都会でも観察できますので是非みなさんも他の重星や連星も観察してみてくださいね。

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秋の星座マップ
https://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/show_image.html?id=56054771&no=3




★星座観察に便利な「星座望遠鏡」

「星座望遠鏡」は、星座がすっぽり収まるほど視界が広く、さらに肉眼でみるより、暗い星まで楽に見えるようになる優れものです。ちょうど肉眼の能力を増強したような感じで星空を広く、より鮮明に観察することができるようになります。

星座望遠鏡があると、市街地で星座観察がとても便利になります。

『星座望遠鏡』は、下記リンク先で購入できます。商品の詳細な説明も下記リンク先よりご覧ください。

スコープテック 「星座望遠鏡」は下記各サイトにて税込送料無料で6800円で販売中です。

*アマゾン
https://www.amazon.co.jp/スコープテック-ヒノデ-星座望遠鏡/dp/B0744DHTVZ/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1501496666&sr=8-2&keywords=星座望遠鏡

*スコープタウン
http://scopetown.jp/prod_st_seiza.html

*スコープタウンパーツショップ
http://scopetown.co.jp/SHOP/STSB1.html


今月のおすすめ本
『日めくりカレンダー 星空ごよみ365日 2018 (星の手帖社 星空ごよみ)

星を見上げる事を趣味としてなくても楽しめるカレンダーです。それも日めくりカレンダーです。毎日の星空の様子がカレンダー下半分に表示されています。毎日の月の満ち欠けの様子や、日の出、日没、月の出、月の入りの時間。天文現象も盛り込まれています。これまでなぜこんなカレンダーが無かったのか。この製品も発売されて数年が経ちますが、ライバルは現れません。それは作るのがとても大変だからです。普通の日めくりカレンダーでもとても大変ですが、天文カレンダーで日めくりカレンダーを作るのはとてもとても大変です。下半分にある星図も365枚、毎日分を作らなければならないのです。まさに星の手帖社しかできないし、やらない事ですね。それでこの価格はとても安いと感じてしまいます。

日めくりタイプのカレンダーで、1面のサイズは縦165mm、横115mmです。
毎日20時(午後8時)の南の星空を描いた半円星図(星座を形作る恒星、惑星、月の形状と傾きを描画)の他、
旧暦の日付、友引や仏滅などの六曜、二十四節気、七十二候、太陽の出入と月の出入のデータ(東京・大阪)、月齢、日食・月食・流星群の極大日などのおもな天文現象、さらに全国のおもな祭りや行事の予定を記載してあります。
半円星図は、2017年版から南を中心に東西よりもやや北側までと天頂をやや越えた範囲に表示を広げたワイド版になっています。。

また、記念日や1900年からの主な自然災害、原子力関連事故、戦後70年の出来事なども記載してあります。
天文現象や過去の出来事、祭りや行事にちなんだ豆知識、さらに季節の花や行事などのイラスト・写真も豊富に入っています。
卓上用の紙製スタンドが付属、カレンダー背面には吊り下げ穴も用意しました。
1~6月、7~12月の2分冊でお届けします。









https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E3%82%81%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC-%E6%98%9F%E7%A9%BA%E3%81%94%E3%82%88%E3%81%BF365%E6%97%A5-2018-%E6%98%9F%E3%81%AE%E6%89%8B%E5%B8%96%E7%A4%BE-%E6%98%9F%E7%A9%BA%E3%81%94%E3%82%88%E3%81%BF/dp/4902450437/ref=pd_lpo_sbs_14_t_0?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=0NTEF1B1ZWVY59S0683P

望遠鏡基本的な使い方の確認

最近望遠鏡を買ったのだけれど、見たい天体を見つけ視野に入れるのが苦手な方、またピント合わせの極意を学びたい方は、私のブログの下記ページをごらんくださいな。スムーズにできると星空観察がもっと楽しくなりますよ。

・見たい星の位置を調べ、実際の夜空で見つける
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331861.html

・天体望遠鏡の視野に星を導く
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331775.html

・ピント合わせの極意
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/55331845.html

・私のブログでは他にも、星の話題を中心に色々と書いていますので、ぜひごらんくださいね。
http://blogs.yahoo.co.jp/solunarneo/GALLERY/gallery.html?fid=0&p=1


おわりに
メールマガジンご意見などございましたら、下記のメールアドレス宛に感想など頂けると幸いです。

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よろしくお願い申し上げます!

2017年9月30日  (株)スコープテック 代表取締役社長 大沼 崇


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・星空と天体観測のブログ
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さまざまな天文現象のお知らせや解説。自身で撮影した天体写真などや、おすすめの本など紹介しています。星空情報メールでは案内しないマニアックな天文現象も紹介しています!

・第78回乙女高原星空観望会
http://otome.sblo.jp/
山梨市牧丘町柳平で毎年10回開催している星空観望会のご案内です。天の川の見える最高の環境と豊かな自然に恵まれた場所でくつろぎながらみんなで星を見ませんか?望遠鏡を持たない初心者の方もたくさん参加しています!

次回は10月20日(金)から10月22日(日)になります。1日だけの参加ももちろん可能です!望遠鏡をもっていない初心者の方も大歓迎です。夏休み中ですからぜひご家族で参加してみてはいかがでしょうか?

また弊社の近くの田奈でも観望会が行われています。どなたでも参加できます。こちらも初心者大歓迎です。望遠鏡を持っていない方もお気軽にどうぞ。
毎回30人以上の方が参加されています。
くわしくは下のリンク先をごらんください。次回は本日9月30日になります。時々回は10月28日(土)
9月2日は、悪天候のため今のところの天気予報ですと中止の可能性もあります。
http://scopetown.jp/kanbokai.html
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長さんの発明品。ユニバーサル・クリップ・アダプター

金沢在住の天文家である長兼弘氏の発明品である、ユニバーサル・クリップ・アダプターを製品として世に出すことになりました。

近年スマートフォンのカメラの性能の向上は目覚しく、月などの天体を撮影するととても良く映る事が分かっていました。しかしながら、手でスマートフォンを保持して、スマートフォンの小さなレンズと、望遠鏡の覗く側のレンズ(アイピース/接眼レンズ)を一致させるのはとても難しく、スマートフォンの液晶画面に月がなかなか映らず、映っても直ぐにブラックアウトしてしまい、月を撮影するのはとても難しかったのです。

スマートフォンが発売された2008年ごろから、スマートフォン用のアダプターを色々と試作していましたが、なかなか販売できるようなものを考案することができませんでした。スマートフォンのレンズの位置は、機種によって異なり、さまざまな機種に対応するようにすると構造が複雑になり、価格が上がってしまいますし、取り付けも大変になってしまうからです。

その間にも、各社からスマートフォンのアダプターは発売されましたが、まともに使えるものは価格も高く、スコープテックが目指している、安くて簡単に出来るものとは、かけ離れていたのです。

そんな時に、金沢の天文家の長さんが、とても良いものを考案したのです。スマートフォンに取り付けた凸部のあるガイドと、天体望遠鏡の覗く側のアイピースに取り付けたガイドアダプターをかちっと合わせると一瞬で望遠鏡側のレンズと、接眼部側のレンズの軸が一致し、簡単に天体の撮影ができるというアイディアでした。

とても素晴らしいアイディアで、私が長年考えていても思いつかなかった事を、いとも簡単に実現してしまう素晴らしい策でした。「コロンブスの卵」とはこういうアイディアを言うのだと思います。

さっそく長さんの住む金沢に二年前に飛んで行ったというわけです。それから製品化までに3回金沢にお邪魔し、その度に色々なアイディアを頂きました。そしてようやく製品として完成したのが、このクリップアダプターという訳なのです。


写真は、左が長さんです。長さんは、大変精力的なアマチュア天文家で、自宅のガレージはたくさんの工作機械があり、ご自分のアイディアを次々に形にしている方です。自宅ガレージ工場で製作したパーツは、仲間や自分の天体望遠鏡に取り付けられ実践的に使用されています。また現在は氷の単結晶で作った対物レンズで星を見たいと、氷点下でしか使えないのですが、そんな楽しい望遠鏡の製作にチャレンジしています。その様子はNHKの番組でも紹介されるほどです。そしてその深い知識は、天文のみならずとても多岐に渡り、湯水のごとく湧いてくる楽しい話に魅了されてしまいます!そして弊社の製品開発に置いても、とても有益なアイディアをいつもくださり、本当に頼りにしています。



製品説明

ユニバーサルクリップアダプターは、下の写真で手に持っているガイドホルダー部と、その後ろに映っているクリップ部からなります。ガイドホルダーをアイピース(接眼レンズ)に取り付け、クリップをスマートフォンをはさむように取り付けるだけでセットは完了です!



スマートフォンのレンズと、クリップの穴を正面からみて同心円となるようにはさんで取り付けるだけです。


ガイドアダプターは、アイピース(接眼レンズ)の直径(外径)が15mmから36mmのものであれば取り付けが可能です。



あとは、クリップ部分の凸と、ガイドアダプターのガイドホールをかっちっとはめれば光軸がワンタッチで合うので簡単に撮影が可能なのです!




また、このユニバーサルクリップアダプターですが、外径さえ15mmから36mmの間であれば顕微鏡や双眼鏡の接眼部に取り付けての撮影が出来ます。
ひとつあるととても便利です。





今後の予定
現在、アダプターとクリップはセットで販売されていますが、数ヶ月後にはクリップは単体で買えるようにするつもりです。観望会などでご使用の際は、接眼部にガイドアダプターをセットしておいて、あらかじめいくつかクリップを渡しておけば、観望者のみなさんはスムーズに撮影ができると思います。


販売は、弊社パーツショップになります。


お買い上げ5000円以上で送料無料となります。

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