今年最後の乙女高原星空観望会を開催します。11月25日(金曜日)夜・11月26日(土曜日)夜

今年最後の乙女高原星空観望会参加募集です。今年はいろいろ大きな出来事がありました。それにしても一年の過ぎゆく速さには驚きですね。

乙女高原星空観望会(スターライト・コーポレーション&スタークラウド協賛)を11月25日(金曜日)夜・11月26日(土曜日)夜のニ夜に渡り開催します。

詳細と申し込みはこちらからどうぞ。>こちらです


MIYAUCHI BJ-100
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よく見える望遠鏡を生産し、お客様に提供するために

よく見える望遠鏡を生産し、お客様に提供するために。

私たちスターライト・コーポレーションが天体望遠鏡を生産し販売するにあたり、最も重視していることは、弊社から出荷される製品のどれをとっても品質にばらつきが無く(当り外れがなく)、かつ高品質な天体望遠鏡を市場に供給することです。


ポリッシュ前後のレンズを光にかざす(久保田光学)

外国で生産された望遠鏡は、検査が甘く品質に大きくばらつきがあるものも見受けられます。当りを引いた人はハッピーですが、もしはずれを引いたとしても、比較対象を持たない初心者は、余程酷いものでない限りそのはずれに気付かない事も多いのです。
そのため、初心者用の望遠鏡というものは、大小に関係なくその後購入する望遠鏡の基準になるような模範的な作り・精度・見え味を追求すべきと考えています。

ばらつき無く均質な性能で天体望遠鏡を作るには、ばらつきの無い原材料、ばらつきの無い研磨精度、ばらつきの無い組立調整、しっかりした出荷検査基準が必要です。



コーティングマシンを操作する第二工場の工場長(久保田光学)

天体望遠鏡を商品化するにあたり、私たちはターゲットとする年齢層やユーザー層のニーズを探り、どのような望遠鏡が入門者に必要とされているか、市場調査もした上で商品企画をします。商品企画は、望遠鏡の口径や焦点距離はもちろん、三脚の長さ、レンズの仕様、研磨精度、組立、検査の方法まで、製品化前に試作を繰り返しながら、組立上のエラーとなりうる原因の追求まで含めると、弊社のような小さな会社の場合、簡単な望遠鏡でも量産するまでに一年以上時間が掛かることがざらにあります。この時期は料理でいうところの仕込み作業にあたり、製品の基本的な性格を決める非常に重要なステージなのです。



研磨したレンズの最終検査(久保田光学)

 私たちは、東北の生産拠点にも頻繁に通います。この時代、電話やメールでの連絡だけでも望遠鏡の仕様やレンズの精度、仕上げなどを工場側に伝える事はできますし、無駄な出張を省く為にもそう頻繁に工場に出向かなくてもという意見もあるでしょう。
 
 しかしながら、 協力工場に生産してもらうにあたり工場の皆さんに一番知ってもらいたいのは、私たちの天体望遠鏡は「他社のエントリーグレー ド」の望遠鏡とは違い、「こどもたちや初心者に性能の優れた望遠鏡で美しい星空を見てもらいたい!」というエントリグレードの望遠鏡に対する弊社の情熱です。

 さらに工場と弊社は、対等な関係であることが重要です。「信頼」という、人と人との対等な絆が無ければならないというのが私たちの考えなのです。


ラプトル50の組立ライン
(大一光学)

 オー トメーションで生産される大量生産品とは違い、望遠鏡は写真のように、ひとつひとつ手作りされている手工業的製品です。人の手で組み立てられ、人の手で調整され、検査され、出荷されます。工場の皆さんに弊社の目指す望遠鏡とはどういうものであるかを理解してもらう事が、製品の品質の安定に大きく寄与するのです。
 
 また工場の人たちと個人的な繋がりを持ち、私たちの望遠鏡に対する想いを伝え、皆さんの正確な作業のお陰でいかに評価が高いかを、お客様から感激のコメ ントメールなどやブログでの評判などを見せながら伝えるようにいつも心がけています。「自分の仕事に誇りを持てる」「自分の仕事がどんなに世の中で評価されているかを知る」レンズを研磨している職人さんや、望遠鏡を組み立てている職人さん、塗装の職人さんが普段では知らないこれらの事柄を知ることがどれほど重要な事か考えてみてください。


口径80mmの対物レンズセルの加工(大一光学)
 
 例えば、レンズ工場の職人さんのほとんどは、弊社製品を持ち込むまで自分の磨いたレンズの入った望遠鏡を覗いた事がありませんでした。皆さん、「俺たち(私たち)の磨いたレンズの望遠鏡はここまでよく見えるんだ!」と驚かれていました。
今まで何十年も望遠鏡のレンズを磨いてきて、最終製品を覗いた事が無い。私にとってはそれが大きな驚きでした。



久保田光学本社工場前でラプトル60を覗く職人さん(久保田光学)

メー カーの担当者とは電話の連絡やファックスのやり取りだけで、もう10年も人が来ないという工場もあると聞きました。果たしてその工場で、その工場の出し得る能力や技術の全てを注ぎ込んだ望遠鏡は出来るのでしょうか?人間が主体となり、手作業で組立や研磨をする工場では、それは無理だと考えています。



塗装前の下地処理(大一光学)

 弊社は創立して7年に満たない新しい会社です。最初は他のメーカーの製品を仕入れて売る販売店でした。しかしながら、自分たちの理想とする望遠鏡を入門者の皆さんに供給したい、企画したものを協力工場で生産してもらってユーザーに使って頂きたいという考えから、現在のように自社ブランドの製品を協力工場で生産し販売するようになりました。

 弊社の商品企画のスタイルは、これまで工場が他社と何十年も続けてきた下請けとしての関係や、やり方とは大きく異なりました。今まで、各メーカーの下請けと しての役目を果たして来た工場は、メーカーが提示するコストに合わせて望遠鏡の仕様を決めてきました。具体的には、市場での販売価格に制約されたものづく りをしてきたのです。

私たちスターライト・コーポレーションは、理想とする望遠鏡を工場で作って頂くにあたり、主従を伴う関係も変えることにしたのです。それは共にひとつのブランドを支える対等なパートナーとしての関係です。


鏡筒の塗装(大一光学)


 弊社と協力工場は、まず綿密な打ち合わせから始まります。材料、精度、仕上げ、出荷検査基準の詳細を工場側と擦り合わせし、最終製品の仕様を決めていきます。そして試作をします。実際の見え味や使い勝手などを双方でチェックし、問題があれば改良、新たな良いアイディアが出ると仕様に反映させま す。

(実際、対等な協力関係からは、弊社ブランドを支える協力工場側からも、見え味を向上させるための様々なアイディアや提案がたくさん上がって来るようになります。)

最終的に各部の仕様がすべて決まったところで見積をします。工場側からの見積金額から販売価格を決めるのです。最初に販売金額を決めてしまったら、良い望遠鏡は出来ないと考えるからです。

 今、労働賃金の安い中国で何でも生産するようになっているのも事実です。多くの望遠鏡メーカーが中国で入門機の生産を行なっています。10万円以下の望遠鏡のほとんどが中国で生産されています。弊社の販売する望遠鏡は、 中国製の望遠鏡に対して国内生産にも関わらず高い価格競争力を持っています。そして、同価格帯の中国製の望遠鏡よりずっと性能の高い望遠鏡を供給しています。

  なぜこのような事ができるのか。それには理由があります。それは流通経路の短縮です。通常の流通ルートを流れて行く製品は、販売価格の数分の一の原価の望遠鏡しか作れません。弊社は工場で出来た望遠鏡を直接消費者に販売しており、販売価格に比して非常に大きな原価率の望遠鏡を販売しています。もう一段円高が進んでも、弊社の製品の価格対性能比のアドバンテージは中国製品に対して非常に大きいのです。

 弊社は歴史が浅いにも関わらず、SUBARUブランドで有名な富士重工業が全国500か所のディーラーで販売する天体望遠鏡「SUBARU MEROPE 80A」の製造をさせて頂いています。SUBARUは、これまで高価なカーボンファイバー製スノーボードや、30万円を超えるクロスバイク(自転車)を ディーラーなどを通じて販売してきました。これはSUBARUブランドの背後にこのような商品を置くことにより、間接的にライフスタイルの提案をし、 SUBARUブランドのイメージアップを計る広報戦略のひとつです。このような重要な製品をOEMするにあたり、望遠鏡を推進したSUBARUの取締役に弊社のような小さなメーカーをなぜ選んだのかを直接伺った事がありました。自動車メーカーが専門外の製品を広報戦略で用いる場合、そこで問題を起こすことは出来ない。そこで問題が起きないメーカーをSUBARU側で選んだ結果が弊社だったそうです。弊社と協力工場とで丁寧に作って来た入門機の実績と評判を調べての事だったのです。



富士重工業の天体望遠鏡SUBARU Merope80A

富士重工プレスリリースに弊社が掲載されています。こちらをクリック
製品の詳細はこちらをクリック
 私たちスターライト・コーポレーションは、社員たった4人の小さな会社です。しかし、創立以来数万台に及ぶ望遠鏡を弊社独自の手厚い顧客サポートとともに日本市場内で販売し、高い評価を得てきました。これからも小手先のマーケティングや浅はかな流行に乗った商品企画や販売促進をするのではなく、「質実剛健」 に、そして「ストイック」に見え味にこだわりたいと思います。消費者への良品供給が最大の効果的なマーケティングであり、ブランド構築であり、SEO対策である事を肝に銘じて、よく見える望遠鏡、使いやすい入門用望遠鏡を、協力工場ともども日本の入門用望遠鏡のトップブランドとしての誇りを胸に日々の仕事をしていきたい と考えております。


(株)スターライト・コーポレーション

代表取締役社長 大沼 崇







2012年の天文現象あらまし



 当記事製作協力/白河天体観測所(チロ天文台)

2012年は星空に彩りを添える天文現象が盛りだくさん!

2012年の天文現象の主要なものを紹介します。
絶対に見逃して貰いたくない天文現象は赤字で表示しました。文字の大小も重要なものは大きくしています。


2012年の天文現象

1月4日 しぶんぎ座流星群 極大は明け方になります。1月4日の明け方です。翌日と間違えないように注意下さい。

1月31日 小惑星エロスが地球に最接近

2月3日 C/2009P1 ガラッド彗星(予想光度6.3等)がヘルクレス座の球状星団M92に接近(約0.5度:月の視直径程度まで)

3月6日 火星が小接近(視直径13.9秒)口径15センチ以上の解像力のある望遠鏡で模様が見えそう

3月27日 金星が東方最大離角 夕方の西空で燦然と輝いて見えます。

4月17日 土星が衝(前後3ヶ月程観測の好機)

4月22日 こと座流星群が極大 月明かりが無く観測条件は良好!

4月30日 金星が最大光度で夕方の西空でぎらぎらと輝いてます。望遠鏡で覗くと月の様に欠けてみえますよ。(マイナス4.5等の明るさ:1等星の約154倍の明るさ!)

5月21日 日本で金環日食!今年最大の天文イベントです。日食めがねや日食グラスを用意しましょう。

6月4日 部分月食

6月6日 金星の日面通過(太陽の前を金星が横切る珍しい現象、これもやはり日食グラスが必要です。見逃すと100年以上見られません!)

7月13日 金星が明け方の東空で最大光度(マイナス4.5等)

7月15日 木星食(昼間に青空の中、月に隠されます)

8月10日 くじら座のミラが極大

8月12日 ペルセウス座流星群が極大でもっとも多くの流れ星が流れます。(前後数日たくさんの流れ星)、また明け方の東空で月と木星が大接近して見えます。(フィリピンやハワイやグアム島などでは月の背後に木星が隠されます)

8月14日 金星食(明け方の東空で見事な眺めとなります。絶対に見逃さないように!)

8月15日 金星が西方最大離角

9月29日 天王星が衝

9月30日 中秋の名月(団子を食べながらお月見しましょ)

10月21日 オリオン座流星群極大(月明かりなく条件良し)

11月14日 オーストラリアで皆既日食(継続時間2分)

11月27日 明け方の金星と土星が大接近0.6度 中倍率の望遠鏡で同一の視野に収まります。お見逃し無く!

11月28日 半影月食 

12月3日 おうし座で木星が衝(前後3ヶ月程観測の好機です)

12月12日 ふたご座流星群極大(前後3日ほど沢山の流れ星)月明かりもなく好条件です!

粗悪望遠鏡と弊社の望遠鏡の違い

 日本国内で売られている最も酷い望遠鏡と弊社のラプトル50にiPhone4を繋いで月面を撮影した画像です。やらせでも何でもなく以前この望遠鏡は一万円近い価格でネット上で通信販売されていました。今もこれに類するシングルレンズの望遠鏡は、一万円のギフトカタログなどで今も類似のものが堂々と売られています。

 このシングルレンズの天体望遠鏡は、400年前のガリレオ・ガリレイが使っていた望遠鏡よりも解像力が劣ります

 今迄粗悪望遠鏡は数多く見てきましたが、ここ迄酷いものはなかなか存在しません。この商品を企画した人の顔が見たいですね。

 これを詐欺といわずなんと表現したら良いのでしょうか。弊社は6年前に設立して以来、ずっとこのような望遠鏡と戦ってきましたが、いまだに大なり小なり同じ様な望遠鏡が市場を席巻しています。弊社がエントリーグレードの望遠鏡で少しは存在感のあるシェアーを取れれば良いのですが、ほぼネット通販だけに頼っているので、ホームセンターや他のネット通販などでこども用望遠鏡として売れている望遠鏡の主流は以前として「粗悪望遠鏡」なのです。

 上下の写真を見比べて下さい。同じ口径5センチでここまで解像力が違うのです。こども相手の商売でどうしてこんな事ができるのか、はなはだ疑問に思います。

 本来このような望遠鏡は、望遠鏡メーカーや業界団体が率先して品質の基準を作り市場から排除すべく努力をすべきですが、業会団体に加盟した企業がこのような望遠鏡を何十年も率先して出荷している現状を考えるとそれも期待薄であると言えるでしょう。

 今後も粗悪望遠鏡の問題点を当ブログで扱っていきたいと考えております。

 

某社のシングルレンズ天体望遠鏡で撮影した月面クレーター 販売価格は1万円程度



(株)スターライト・コーポレーションのラプトル50天体望遠鏡 販売価格7980円で撮影した月面クレーター



上下の写真の撮影システム
iPhone4のカメラとビクセン製反射望遠鏡に付属のSUPER4mm接眼レンズでコリメート撮影

乙女高原星空観望会10月28日から10月30日のご報告






先週末に開催された乙女高原星空観望会、2日とも星空に恵まれました。特に金曜日の夜は、一晩中快晴に近い天候に恵まれました。
今回は、老舗の川崎天文同好会合同例会で普段とは違った顔ぶれの望遠鏡が並びました。参加人数は32人にもなり、民宿金峰山荘も満室状態でした。
宵の口は、夏の大三角が頭上にあり、天の川が南西低空から頭上を通り、北のカシオペアまで見事な眺めでした。夕食後は秋の星空が頭上にかかり、秋の銀河の代表格であるアンドロメダ銀河や透明度が素晴らしかったので南西低空の普段はあまり見ない銀河を観察したりました。夜も更けてくると、冬のきらびやかな星座達に点在する散開星団や散光星雲などを楽しみました。朝方になると、今度は春の星座が昇ってくるので、しし座の銀河を中心に観察します。初日は朝五時近くまで星空を楽しみました。

2日目は、やや雲が多いコンディションで、天気予報も20時を過ぎると、雲が多くなり星空を観察するが難しそうな天気予報だったので、民宿の金峰山荘にお願いし、夕食の開始を20時にずらしてもらい晴れている夕食まえに星空観察をする事にしました。

結果的には天気予報は外れ、夕食後も午前三時まで、やや雲は多めのコンディションながら星空観察を楽しむ事ができ、参加者一同多いに盛り上がりました。

次回の乙女高原星空観望会は、11月25日から27日の開催となります。弊社近くで行なわれる田奈星空観望会は11月19日となります。奮ってご参加ください。




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