2009/11/20
衝突安全テスト
↑写真は、ハワイのホノルル郊外で昨年行われたSUBARUミーティングです。
米のIIHSが実施した2010年型モデルの自動車衝突試験によると、最高の安全評価を獲得したのは27車種、認定数は09年の94車種から激減したことになります。評価対象にロールオーバー(転覆)事故時のルーフ部分の強度試験加えられたことが影響したそうです
。
富士重工業のスバルは該当する車種でいずれも最高安全評価を獲得した唯一のブランドとなり、富士重工業のスバルは北米で販売する全5車種が2年連続で最高安全評価を全ラインナップで獲得したことになります。全ラインナップを2年連続で最高安全評価を獲得するのは、自動車メーカーは史上初だということです。
その他のメーカーは、米フォード・モーター(傘下のボルボを含む)が6車種と最多となり、独フォルクスワーゲンと富士重工業が5車種ずつで並び、米クライスラーが4車種で続き、他の日本勢ではホンダから2車種、日産自動車から1車種とのことです。
そういえば先日、信号無視の普通車に側面衝突され横転した、スバルのR1(軽自動車)をディーラーの裏の駐車場で見たのですが、奇跡的に運転席、助手席とも無傷だったそうです。その奇跡もボディーやルーフの強度が高いスバルの軽自動車だったから起こった奇跡と言えるのかもしれません。
スバルのモノづくりは、「表面から見えない部分も手を抜かずに作り込むこと。」それが、今回の衝突テストの結果であり、米国での新型レガシィーの記録的販売台数に繋がっているのだと思います。私たちも見習わないといけませんね。